与沢翼「ぶち抜く力」の要約と感想|与沢翼の本は胡散臭いのか?

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与沢翼という人物は、非常に多く側面があり、彼に対する印象は様々です。
詐欺師、金の亡者、落ちぶれ、デブ、など悪い評判もあれば、、、、
成功者、実力派投資家、などの良い評判もあります。

ただ、ネオヒルズ族として注目を浴びた後、一時は一文無しとなり、その後敗者復活をとげ、現在は多額の資産を保有している彼なのだから、間違いなく「ぶち抜いている」ことは確かだと私は考えています。一般人とは違う何かを持っています。

そんな彼が、「ぶち抜く力」という書籍を発売したと知り、単純に読んでみたいと思いました。
彼のぶち抜く力の根源、考え方を知りたいと。

同時に、「金儲けのための本で、大事なことはあまり書いてないのでは?」とも疑問に思いました。
まあ、1600円の本なのだから、とりあえず読んでみて、有益な情報かどうかを判断することにしました。

本の見出し(要約)と共に、重要だと思ったところをメモしていきます。

 

第1章:全ての根源にある大原則

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ルール(1) 1つのことに魂を売り、ぶち抜いていこう
ルール(2) 最短・最速で圧倒的な結果を出す
ルール(3) 自分の幸せは「お金」の上に成り立っている事実を認めよ
ルール(4) センターピンを掴め、そして3週間、徹底的にやりきれ
ルール(5) 成功したいなら人の意見は聞かず、ストイックに突き進め

簡単にいうと、
あれこれ手を出すのではなく、「これだ!」と決めたものに全身全霊を捧げ、最短で目標を達成する
ことが最も重要だと述べています。

この「最短で」というのが、与沢さんのキーワードだと感じました。

理由は、
・長期的目標は挫折しがち
・最速でPDCAサイクルを回すことで急成長できる
だからです。

また、その最短での目標に達成なのが、「センターピン」とのこと。
センターピンは、「物事の本質」のこと。「これ」を抑えれば、成功できるというものです。
このセンターピンを探すことが大事らしいのですが、実際にどう探すべきかについての言及はあまりなかったです。このHow toは自分が経験から身につけていかなければならないのでしょうね。。。

第2章:人と群れるな。単独で突っ走れ!

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ルール(6) 会社に依存する生き方はもう終わりにしよう
ルール(7) 常に「一石二鳥」を狙って人生を豊かにしよう
ルール(8)「籠の中のバッタ」になるな!エリートがラットレースにはまる罠
ルール(9) 群れるな。成功するためには最小人数を保て
ルール(11) ぶち抜き続けるためには一発逆転をは狙うな。拡張性を考えろ。
ルール(12) 人の能力自体に差はない。勝敗を分けるのはどれだけタネを蒔き続け、失敗を積むか。

この章で一番印象的だったのが、与沢さんの「群れない」スタンスです。
彼曰く、世界一の投資家であるウォーレン・バフェットは、群れないそうです。
このスタンスを、与沢さんも実践しています。

群れずに一人で頑張るメリットは、
1. 自分と真剣に向き合うことで、自分の軸を持ち、新しいことを生み出すことができる。
2. 最速で物事を決断し、行動できる。
3. 他人をあてにすることなく、自分で全て責任持って行うことができる。
だそうです。

また、「ぶち抜き続けるためには一発逆転をは狙うな。拡張性を考えろ。」というのも印象的でした。
与沢さんは、仮想通貨投資で一山当てた後、その過程でできた仮想通貨関係のフォロワーを通じて、仮想通貨プロジェクトの広告ビジネスを行なっています。このように、1つの事で成功したならば、その成功に慢心せず、その成功をもとに次のビジネスを作るという「拡張性」を持つことが大事だと述べています。

 

第3章:投資の成功法則

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ルール(13)自分をワクワクさせるものを探し、いつでものり出せるように心と資金を準備しておく。勝負はチャンスが訪れる前から始まっている。
ルール(14)「継続力」と「加速力」。前に進みながら手応えを感じた瞬間にアクセルを踏み込め。
ルール(15)10年ごの自分を見据えて投資をしているか。10年あれば人は何者にでもなれる。
ルール(16)ファンダメンタルズと風を読む。これが投資のセンターピンである。
ルール(17) 心中しても悔いはない。そのくらいの覚悟で、自分が本気で信じられるものを探せ。
ルール(18) リスクを取らねばリターンはない。ぺんぺん草も生えない土地に嬉々として投資できる人間になれ。
ルール(19)他人の言葉で投資商品を買う愚か者にはなるな。
ルール(20)運命を共にするのが投資。「継続」は「運」を上回る。
ルール(21)人生とは投資の連続。失敗した数だけ糧になる。中途半端に手を広げず、集中して深く投資せよ。

この章では、与沢さんが経験的に得た投資のコツを語っています。
派手なイメージのある与沢さんですが、投資に関しては大変慎重に吟味されていることがよくわかりました。

投資を決める際に与沢さんが大事にしているポイントは、ファンダメンタルズ(国の成長率や企業の売上、利益率など)と、風(トレンド)だそうです。これらの重要なポイントを含めて吟味に吟味を重ね、最終的に選んだ銘柄とは心中する覚悟で資金を投入するそうです。

https://help.xoom.com/s/article/how-can-i-pay?language=en_US

 

第4章:健康の法則(1日1日を全力で。)

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ルール(22)2ヶ月で22kgの減量。成功した理由は「強い動機」と「理想的な環境」
ルール(23)初動で手を抜くな。時間をドブに捨てるな。ダイエットも最短・最速を貫け。
ルール(24)血糖値をコントロールし、肥満の悪循環から抜け出せ。ダイエットのセンターピンは、「食べないで、鬼動く」事である。
ルール(25)デブでいる事自体が不健康。デブが健康的に痩せる方法などない。周囲の批判や反論には耳を貸さず、自分の信念を貫き通す。
ルール(26)ビジネスもダイエットも毎日が真剣勝負。1日1日を全力でやる。その積み重ねが大きな結果につながる。
ルール(27)むやみに俗説は信じるな。専門家のアドバイスにも惑わされるな。複雑なものは排除し、自分にとって最善のシンプルな方法を探せ。
ルール(28)減量の本質は、生活習慣の革命。習慣次第で人は富豪にも廃人にもなれる。

2ヶ月で22kgの減量をした与沢さん。その方法を述べています。
ただ、最良のダイエット方法は人によりますし、そもそも2ヶ月で22kgの減量をしようという人はほぼいないと思うので、ほとんどの人の役には立たない章かなと感じました。ただ、「何事もやる気と根性が大事」ということは伝わってきましたw

 

第5章:情報収拾も3週間。「一人突っ込み」を繰り返し、センターピンを捕まえろ。

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ルール(29)センターピンを掴むための情報収拾・分析は3週間。まずは全体を把握すべく、「登場人物」を抑えろ。
ルール(30)「一人突っ込み」を繰り返し、自説への反論・悪口・対抗記事を論破せよ

与沢さんが、リサーチするときのHow toが記述されています。
1つのことを調べるときに、3週間かけるそうです。
最初の1週間では、「その業界の人なら走っていて当たり前の情報を知る」そうです。登場人物を抑え、基礎的なことを一通り学びます。
2週間目では、集めたデータをもとに企業の強み弱みを分析し、「今後は他のどの会社が伸びてくるのか?」などの自分なりの推論を立てます。
最後の3週間目では、自分の考えに結論を出し、その会社の「センターピン」を設定します。「その企業の最大の強みとは何か」や、「その企業が今後成長するのかどうか」などの問いに、自分の確固たる結論を出すのです。

この3週間のプロセスを終えた後は、自分が打ち立てたセンターピンが本当に正しいかを立証します。
自分の仮説を打ち破るような対抗記事を見つけ、その対抗記事が論破できるようになるまで、知識を増やし、自分の考えに日の打ち所をなくします。

 

第6章:未来予測の法則(世界で起きることを予測し、逆算して今から動こう)

ルール(31)大きな「時代の潮流」を読みきれ。時代の波に乗らないと、そこで成長は止まる。
ルール(32)クリエイティビティを発揮し、周囲から一目置かれる人間になれ。
ルール(33)1国に依存するのはリスクである。世界と取引できる人間になろう。
ルール(34)自分の「トリセツ」をしる。それが人生をロスしない最短の方法で、パフォーマンスを最大化する方法である。
ルール(35)自分で自分を殺すな。空気を読みすぎるやつは負けだ。

今後の一つの流れとして、「個人が活躍する時代」がくると言われています。インターネットの普及により、個人の影響力が増してきており、これは今後も続くと予想されます。この世界の中で、「周囲に一目置かれる存在」になることが、大事だと与沢さんは述べています。

派手に情報発信をして目立てというわけではなく、「自分はこの点で突き抜けている」とアピールできるものを持っておき、周囲から一目置かれる影響力のある人材になっておくことが大事だそうです。

 

与沢さんの経験が詰まった本で、買う価値あり

全体を通して、与沢さんの経験がぎっしり詰まっていて、とても勉強になりました。
一般論や綺麗事ではなく、「与沢さんの経験・スキル・考え方」が載っているので、オリジナリティがありました。
経験が極端すぎて、参考になる部分とそうでない分がありましたが、どちらもとても興味深かったです。

中には、「この部分はいらないかな。。」みたいな部分もありましたが、それを踏まえても1,600円(税抜)は十分安いので、買って読む価値は十分ある書籍だと思いました。

買おうか悩んでいる人は、ぜひ買って読んでみてください。

ぶち抜く力「与沢翼」
ぶち抜く力「与沢翼」

オススメです。